毎年、2月に開催されているさっぽろ雪祭り。
作られる大雪像のデザインは12月に決まりますが、
2015年に開催されるさっぽろ雪祭りの雪像も
それぞれデザインが決まりました。
そこで、どんな雪像が作られるかをご紹介します。
■第66回さっぽろ雪祭りの雪像にはどんな種類が?
大通会場には、大雪像が5基、中雪像が3基、大氷像が2基、
その他には市民雪像、国際雪像コンクール用の雪像が作られます。
雪像や氷像以外では、1丁目にスケートリンク、
3丁目に白い恋人 PARK AIRジャンプ台もあります。
●大雪像
・4丁目は「雪のスター・ウォーズ」です。
こちらは、初のルーカス・フィルム公認雪像となります。
作られるのは、「ダース・ベイダー」、「ストーム・トルーパー」
宇宙戦闘機「タイファイター」、宇宙要塞「デス・スター」です。
いつもは真っ黒なダース・ベイダーも、全身真っ白で表現されます。
模型の写真はこちらでご覧頂けます。
製作途中のようすを写したものがこちらです。
最終的に、化粧雪で表面を覆いますので、完成時には真っ白い雪像になります。
こちらの大雪像は、自衛隊が制作します。
・5丁目東は「雪の国のアリス」です。
不思議の国のアリスをもとにして作られた、
「雪の国のアリス」がテーマなっています。
雪祭り期間中は、人形劇とオペラを融合した舞台が上演される予定です。
・7丁目は「マニラ大聖堂」です。
フィリピン共和国の首都マニラにあります教会です。
今から400年以上も前に建設された、アジアで最も古い教会の1つです。
・8丁目は「春日大社・中門」です。
奈良県にあります、世界遺産に登録されている本殿前の門です。
春日大社は現在20年に1度社殿の式年造替を行なっています。
(大規模な修築中です)
新しい本殿が完成するのは2016年ですが、春日大社のPRをする機会として、
今回、さっぽろ雪まつりが選ばれたそうです。
こちらの大雪像は、自衛隊が制作します。
・10丁目は「楽しいサザエさん一家 inさっぽろ雪まつり」です。
放送開始45周年を迎えたサザエさん一家が、こたつに勢揃いしている様子を再現します。
●中雪像
・6丁目は「おっほんの子供達への思いやり ~ユネスコ寺子屋プロジェクトに参加しよう~」
ちょっと長いタイトル…
学校教育のキャラクターが、カンボジアに学校建設を進めている、
日本ユネスコ協会連盟の世界寺子屋プロジェクトへの参加を呼びかけています。
・9丁目は「ばん馬競走」と「札幌農学校第二農場(モデルバーン)」です。
ばん馬が障害である坂を上る姿を表現しています。
札幌農学校第二農場は、約120年前に北海道最初の畜産経営の
実践農場としてできました。
そこには札幌農学校発足以来の農機具などが収蔵されています。
・10丁目は「カップヌードルすべり台」です。
スポンサーであるカップヌードルのロゴや、拡大したカップがついている、
大きな雪のすべり台です。
毎年、子どもたちがたくさんの列を作っています。
●大氷像
・2丁目は「おもちゃの街」です。
おもちゃ箱からおもちゃが飛び出したイメージで表現しています。
動物のぬいぐるみが、小さな氷像で作られます。
子供もだけではなく、大人も童心に戻れるような会場です。
・5丁目西は「台湾-行天宮(台北市)」です。
台湾の台北市の中心にあるのが行天宮で、関羽を祭っている関帝廟です。
台北地域で最も人気のある観光地の1つです。
■おわりに
我々からすると「雪のスター・ウォーズ」がメインなのかなと思いますが、
さっぽろ雪まつり実行委員としては「春日大社・中門」がメインのようです。
プロジェクションマッピングは、
2丁目と8丁目の「春日大社・中門」の2箇所で行なわれます。
YtouTubeには、過去の映像がいくつかアップされていますね。
6丁目には「食の広場」もあり、道内の味覚を楽しめますよ。
2月は一番寒い時期ですので、防寒対策をバッチリして
さっぽろ雪まつりを楽しんで下さい。
この情報が皆さんのお役に立てたら幸いです。