離乳食を作る時に大人用と赤ちゃん用は、分ける方が良いのか気になりますよね。
実は、大人用と赤ちゃん用のまな板と包丁は消毒をきちんとしていれば、離乳食を作る時に必ずしも分ける必要はないんですよ。
こちらの記事では離乳食を作る時まな板と包丁は分ける方が良いのか。
また、他に気をつけるポイントなどについてご紹介しています。
◇離乳食を作る時まな板と包丁は分ける?
赤ちゃんの離乳食を作る時は衛生面でとても気を遣うと思います。
特に第一子の場合ですとなおさらです。
全てが初めてでですから。
赤ちゃんが離乳食を食べ始める頃というのは床を舐めたり、おもちゃを舐めたり色んな物を口に運ぶようになる時期ですよね。
その頃になるとある程度雑菌に対する抵抗力もついてきているはずです。
床やおもちゃなどを舐めてもお腹を壊すことがなければ、それほど神経質にならなくてもOKです。
赤ちゃんには生ものを出すことはないですし、離乳食は全て火をしっかり通したものですので。
まな板や包丁をしっかりと消毒してあれば、大人の調理器具と同じで大丈夫です。
それでもやっぱり気になるなぁ…という方は、離乳食用の調理器具(まな板や包丁)を100円ショップで購入されると経済的です。
ただ、100円ショップで購入したものは使いにくかったという声もありますので、しっかりとした調理器具を購入しておくと離乳食を卒業した後も使えますね。
これは食材ごとにまな板を替えられます。
1センチの方眼模様がついていますので、さいの目切りをするのにいいですね。
また、まな板と包丁を分けないとしても食器洗い用のスポンジについては、赤ちゃん用と大人用は分けるようにしておくと安心です。
赤ちゃんがまだ食べられない食材などもありますし、アレルギーの原因になるようなものが、スポンジについていないとも限りませんので。
消毒したとしても残ってしまう細菌がありますので、2~3週間で取り替えることをおすすめします。
取替時期以前であってもスポンジが
・曲がっている
・コシがなくなる
・変色している
・ちぎれや欠けたりしている
・泡立ちが悪い
・水切れが悪い
などの状態になりましたら交換するするようにして下さい。
離乳食ではよく使うすり鉢やおろし金は、丁寧に洗うようにしましょう。
溝などに洗い残しがあるとその汚れに細菌が繁殖してしまいますので、たわしで洗うようにして下さい。
それから食器類は洗った後の処理も大事になってきます。
水滴がついたままの状態で置いておきますと、菌が増殖してしまう場合もあります。
ですので、洗った後は清潔な布巾で水分を拭き取るようにして下さい。
たくさん布巾を用意しておくのが面倒でしたら、キッチンペーパーを使うというのがおすすめです。
我が家ではキッチンペーパーを使って、洗った食器類を拭いてから食器棚にしまっています。
◇まな板と包丁以外で気をつけるポイントは?
まな板と包丁は消毒をしていれば離乳食を作る時も分けなくてもOKですが、他に気をつけるポイントはないのでしょうか?
当たり前ですが手洗いもきちんとしておきましょう。
調理前や野菜を切り分けた後、肉や魚などの食材を切り分けた後、できた料理を盛り付ける前など、作業が切り替わる時には手を洗うようにして下さい。
他には、おむつ交換をした後なども同様です。
それから、手を拭くのはきれいなタオルか布巾で。
キッチンペーパーで拭くのでもOKです。
手を洗った後にエプロンで手を拭いてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、そのエプロンは汚れていませんでしょうか?
ご自分が気づかない内に菌が繁殖しているかも知れません。
正しく手を洗い、拭くものにも気をつけて、赤ちゃんを守ってあげましょう。
◇まとめ
最初のお子さんですと全てが初めてのことばかりですので、色々なことに対して神経質になりますよね。
離乳食を作る時に大人用とまな板と包丁は分ける必要については、消毒をきちんとしていればそれほど気にすることはないです。
ですが、それでも衛生面で気になる方は100円ショップで、赤ちゃん用のまな板と包丁を購入すれば経済的です。
離乳食を卒業した後のことを考えて、長く使えるものを購入するのもアリです。
ただ、食器を洗うスポンジは、赤ちゃん用と大人用では分ける方が安心です。
スポンジに残った菌が繁殖する可能性を考えますと、交換の目安は2~3週間ごとになります。
必要以上に気にしすぎないようにしながら、でも手洗いなどの感染症対策はしっかりして下さい。
少し気持ちにゆとりを持って頑張りすぎず、離乳食作りを楽しみたいですね。