牛乳をたくさん飲まれてるご家庭では、毎日のように空いた牛乳パックが出ると思います。
牛乳パックを再利用してまな板として使われている方も多いと思いますが、できれば衛生的に使いたいですよね。
もったいないかなと思って同じものを何度も使わず、1回使ったらその度に捨てるようにしますと、牛乳パックのまな板も衛生的に使用できます。
この記事では牛乳パックまな板の衛生的な使い方や牛乳パックの洗い方についてご紹介しています。
◇牛乳パックのまな板を衛生的に使いたい
飲み終わった牛乳パックを切り開いてまな板と再利用されている方は、かなりの数いらっしゃると思います。
最後には捨ててしまうとは言え、できれば衛生的に使いたいですよね。
牛乳パックは元々上質なパルプを使用していて厚みもあってかなり丈夫な紙です。
表面は防水のコーティングされていて水が染み込みにくくなっていますので、まな板として利用も可能です。
とは言え、食材を切る時には包丁を使いますので、コーティングされてはいますがそれほど厚いものではなく、使用した後はどうしても表面に傷ができてしまいます。
特に肉類や魚介類などの食材を切った後は、包丁でついた傷から紙の中に水と一緒に雑菌が入り込みやすくなります。
使用後にきちんと洗ったつもりでも傷の中で雑菌が繁殖してしまい、次に同じ牛乳パックを使うと食材にその雑菌が移ってしまうことも考えられます。
そうなると食中毒を起こす可能性も高まってしまいます。
そのようなことが起こらないように牛乳パックをまな板として使用する場合には、1回のみで捨てることをおすすめします。
そうすることで、まな板を洗う手間も省けますし衛生的に牛乳パックを再利用することができます。
使用後に洗剤できちんと洗えば後で火を入れる野菜については、次も使えそうな感じもしないではないですが、こちらについては皆さまの判断にお任せします。
◇牛乳パックをまな板として再利用する時の洗い方
牛乳パックをまな板として衛生的に使うためには洗い方も大事になってきます。
まず、牛乳を飲み終わって空になったら牛乳パックはすぐに洗って下さい。
今は忙しいから後で洗うかなと考えて乾燥するまで置いてしまうと、牛乳の成分などが洗っても取れにくくなってしまい、それがニオイの原因になったりもします。
とにかくすぐに洗うようにして下さい。
牛乳パックを洗う方法は2つあります。
1つ目は
「牛乳パックに水道水を入れて何度も振ってから中の水を捨てる。」
これを牛乳パックから出てくる水が透明になるまで繰り返し繰り返し行います。
その後、牛乳に含まれている脂肪分などは落ちにくいですので、洗剤をつけたスポンジなどで丁寧に洗います。
この時、たわしは傷が増えますので使わない方が無難です。
汚れが残っていると雑菌繁殖の原因にもなりますので、洗いにくい角の部分も丁寧に洗います。
そのあとは注ぎ口が下になるようにして斜めに立て掛けて、牛乳パックの中をよく乾燥させます。
注ぎ口の反対側も開けて立て掛けておくと、より早く中が乾きます。
もう1つの方法は
「牛乳パックを先に開いてしまってから洗う」
牛乳パックを開いてから洗うと水道水が節約できます。
その後は同じように洗剤で丁寧に洗います。
角の部分がありませんので洗いやすいと思います。
乾燥させる場合は開いてしまっていますので、洗濯物を干すように風通しのよいところにぶら下げておきます。
乾かした後も牛乳のニオイが気になるようでしたら、食品に直接噴射しても大丈夫なアルコールスプレーをパックに吹きかけてから拭き取るとニオイが和らぎます。
こちらは100%食品成分からできていますので安心です。
◇まとめ
牛乳パックを再利用したまな板を衛生的に使うためには、何度も使わないで1回のみで捨てるのがおすすめです。
包丁で食材を切った時の傷がどうしてもつきますので、その傷に雑菌が繁殖してしまうことが考えられます。
1回ごとに捨てることで洗う手間も省けますし、牛乳パックのまな板も衛生的に使うことができます。
牛乳パックを洗う時はまず水ですすいでから、洗剤で丁寧に洗うようにして下さい。
それでもニオイが気になる時は、食品にしようしても大丈夫なアルコールスプレーを吹きかけてから、拭き取るようにしますと和らぎます。