一戸建てを購入し引っ越すことが決まったとき、ご近所との関係を円滑にするために挨拶まわりは必要です。
次に気になってくるのが、どこまで回れば良いのか、ご挨拶に持って行く粗品はどんなものが良いのか、また、予算はどのくらいなのか、ですよね。
そこで、一戸建ての場合にどこまで回れば良いのか、また、粗品の予算はいくら位か、どんな品物が人気か、などについてご紹介します。
■引越しの挨拶をする範囲は一戸建てならどこまで回れば?
昔から言われているのは、「向こう3軒両隣」ですよね。
自宅の向え側に建っているお宅3軒と、隣の2軒。
よく顔を合わせるので当然ではありますが、忘れがちなのが裏にあるお宅です。
土地の境界線が接していますので、裏の3軒にもご挨拶に伺うと良いです。
ですので、合計8軒になりますね。
あとは、自治会長さんや町内会長さんのところでしょうか。
初めての土地ですと、ゴミ捨て場に関することや、その他の決まり事などについて、教えて下さると思います。
最初に自治会長さんや町内会長さんのところに伺って、どの範囲まで挨拶まわりをすれば良いのかを尋ねてみるという方法もあります。
ご近所の方たちも、どんな人が引っ越してくるのか、かなり気になっていると思いますので、早めに挨拶まわりすることで安心してもらえます。
◇引越しの挨拶に持って行く粗品の予算は?
挨拶まわりをする時に持って行く粗品ですが、必要以上に高価なものではなく、受け取った相手に気を遣わせない程度の金額で良いです。
予算としては、大体500円~1,000円程度が一般的です。
これくらいですと、お返しをしなくては、と思わせない金額になります。
粗品にはのし紙を必ずつけるようにします。のし紙には「ご挨拶」や「粗品」と記し、自分の名前も必ず書いて下さい。
そうすることで、名前を覚えてもらいやすくなります。
◇引越しの挨拶に持って行く粗品で人気なのは?
引越しの挨拶で伺う時は、好みなど分かりませんので、誰でも使うようなものが良いですね。
粗品でもらって喜しいものは、ラップ類、ジップロックなどの保存用バック。
地域指定のゴミ袋など。
他には、日持ちのする乾麺やお茶、紅茶など、あまり好みに左右されないもの。
あとは定番の石鹸やタオル・手ぬぐいなどですね。
賞味期限もありませんし、もし好みに合わなければ、最悪、雑巾にすることも可能ですので無難だと思います。
ただ、気をつけなければならなのは、日持ちのしない食べ物(生モノ)は贈らないようにして下さい。
お菓子を贈る場合には、いつ食べても大丈夫なように、消費期限の長いものを選んで下さい。
◇おわりに
引越し先で挨拶まわりをされる時は、身だしなみを整えて、笑顔で接するようにして下さい。
第一印象というのは、けっこう大事ですので。
とは言いましても、あまり気負いすぎず、自然体で接するようにすれば大丈夫だと思います。
この情報が皆さんのお役に立てたら幸いです。