豆まきをする時にまくものといったら、炒った「大豆」と答える人が多いと思います。
ですが、日本中がそうではないんです。
地方によっては殻付きの「落花生」を豆まきの時にまくところがあるんです。
落花生ってピーナッツですよね?なぜ?って思いますよね。
では、落花生をまく地方とその理由をご紹介します。
◇豆まきする時に落花生をまく地方は?
豆まきする時に殻付きの落花生をまく地方で有名なところは、やはり北海道でしょうか。
北海道だけかなと思っていましたが、その他の地方でも落花生をまいているところがあります。
それは、東北地方、信越地方、九州地方の中でも宮崎県と鹿児島県です。
北海道と東北は地理的に近いですし、信越とは雪国という共通点が。
宮崎県と鹿児島県は、鹿児島県が落花生の産地という共通点があります。
他にも、落花生の産地である千葉や茨城でも、落花生をまくところがあります。
◇豆まきの時に落花生をまく理由
大豆をまく場合ですと、まく大豆と食べる大豆は違ったりしますが、落花生をまく場合は、殻付きのままでまき、まいた落花生を拾います。
で、拾い集めた落花生を食べます。
なんとも合理的です。
では、豆まきをする時に落花生をまく理由ですが、
・外にまいた時に雪の上でも落花生なら拾いやすい
・粗末にならない
・殻付きなら拾って割れば食べられるので衛生的
・散らからないので掃除が楽だから
・家の中にまいても拾いやすい
・落花生は秋冬の豆である
・粗末にならない
・殻付きなら拾って割れば食べられるので衛生的
・散らからないので掃除が楽だから
・家の中にまいても拾いやすい
・落花生は秋冬の豆である
小さな子どもには、落花生の方が安全だからという理由もあります。
◇おわりに
豆まきする時に落花生をまくようになったのは、昭和30年代の北海道からなんですよね。
何でも合理的に考える道産子気質だからでしょうか。
中には、ビニール袋に入れたお菓子をまくというご家庭もあるのだとか。
もう豆すらまきません(驚)
この先どう進化(?)するのでしょう…
この情報が皆さんのお役に立てたら幸いです。