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彼岸の入りはいつから?お墓参りの時のお供え物は何が良い?

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暑さ寒さも彼岸までや、彼岸の入りという言葉、
一度くらいは耳にしたことがあると思います。

彼岸の入りということは、彼岸明けはあるの?とか、
何をするの?とか、色々と疑問が出てくると思います。

年配の方が一緒に住んでいらっしゃれば、
聞く機会がありますが、最近は少ないですよね。

そこで、お彼岸に関することやお墓参りの仕方、
お供えするものなどについて、ご紹介させていただきます。

■彼岸の入りはいつから?

彼岸の入りはいつからってことですが、
お彼岸は春と秋の2回あります。

お彼岸の期間は、

春は、春分の日を挟んで前後に3日間で計7日間
秋は、秋分の日を挟んで前後に3日間で計7日間

となっています。

彼岸の入りが、それぞれの初日になります。
最終日は、彼岸明けといいます。

春分の日と秋分の日は、それぞれ「中日」といいます。

お彼岸が何故この時期かといいますと、
春分の日と秋分の日には、太陽が真東から昇り真西に沈みます。

仏教では西は西方浄土といい、極楽浄土の世界とされています。
その方向に向かって祈ると、ご先祖様が往生されると信じられています。

仏教は中道を重んじており、昼夜の長さが同じ春分の日と秋分の日は、
その象徴とされているからです。

お彼岸の基礎知識

■彼岸の入りでお墓参りをする時

お彼岸の期間中(7日間)にお墓参りに行くと思いますが、
その時に必要なものなどをご紹介します。

できれば、家族全員でお出かけ下さい。

【お墓参りに行き時に用意しておくもの】

・お線香
・ろうそく
・ライターかマッチ
・掃除道具(墓石用洗剤やスポンジなど)
・お花(仏花)
・お供え物
・数珠

【お墓参りの仕方】

・雑草を抜いたり、ゴミを拾ったりしてお墓周りの掃除
・墓石に水をかけて洗い流す
・墓石用の洗剤で洗う
・花立や線香皿など細かい部分を洗う
・洗い流したあとは乾いたタオルなどで拭き取る

なかなか取れない汚れには、タワシを使っても構いませんが、
金属タワシでゴシゴシとするのは避けて下さい。
墓石が錆びる原因となります。

【お供え物】

・花立に供花をお供えする
・水鉢に新しい水を入れる
・お線香をお供えする

お線香は口で吹かず、手で仰いで火を消して下さい。
お供え物は直に置かないで、半紙を二つ折りした上に置きます。

【お参り】

・墓石に水をかける
・正面に向かい合掌する

■彼岸の入りでお墓などのお供え物は何が良い?

一般的なのは、春にはぼたもち、
秋にはおはぎをお供えします。

ぼたもちとおはぎと名前は違いますが、
どちらも同じものです。

春は牡丹の季節で、あずきの粒を牡丹の花に見立てたもので、
秋は萩の季節で、同じく萩の花に見立てたものです。

他には、精進料理、果物、
故人の好きだったものでも良いと思います。

お墓にお供えする時は、そのまま置いておかないで、
必ず持ち帰るようにして下さい。

烏などの鳥に食い散らされて、お墓の周りに散乱してしまいます。

■おわりに

お墓参りの方法についても書きましたが、
こうしなくてはならないという作法は特にありません。

ですので、どのようにお参りされても、
どのようなものをお供えされても構いませんが、
大事なのは、相手(ご先祖様など)を思う気持ちかなと思います。

この情報が皆さんのお役に立てたら幸いです。

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