岐阜市の手力雄神社で行なわれる手力の火祭。
手力の火祭は春と夏に行われています。
全国的にはそれほど有名ではありませんが、火の粉が降りかかる境内や町内を裸の男たちが担がれた神輿が練り歩く、とても勇壮なお祭りです。
そこで、春と夏に行なわれている手力の火祭についてと、手力雄神社付近の駐車場についてご紹介します。
◇手力の火祭り・夏はいつ行われる?
夏に行なわれるのが、手力の火祭り・夏です。
毎年8月第ニ日曜日に行われます。
春に行なわれる手力の火祭を長良川河畔に場所を移して、規模を縮小して観光客向けに行なわれるお祭りです。
会場は長良橋北詰の長良川公園です。
規模は縮小されますが、春の手力の火祭同様に、火の粉が降り注ぐ中を裸の男たちに担がれた神輿が練り歩き、盛り上がりでは負けていません。
春の本祭りでは見られない打ち上げる花火を地上で爆発させる「地割れ花火」を楽しむことができます。
例年の流れをご紹介しますと、
19:30~ 手力の火祭
21:00ころに終了
割りと短いです。
長良川河畔で行ないますので、当日が荒天や川が増水した時は、中止の可能性もありますので、事前にご確認下さい。
当日の会場はこちらです。
手力の火祭り・夏のようす。
◇手力の火祭が行なわれる手力雄神社付近の駐車場情報
手力雄神社には、駐車場がありませんので、公共交通機関を利用するようにして下さい。
手力雄神社までのアクセス方法は、名鉄各務原線「手力駅」下車徒歩4・5分です。
名鉄岐阜駅からですと、乗車時間は約8分で片道230円です。
手力雄神社からはかなり離れますが、駐車場がありました。
一応載せておきますね。
手力の火祭り・夏も同様に、会場の長良川公園には駐車場がありませんので、公共交通機関を利用するようにして下さい。
長良川公園までのアクセス方法は、岐阜バスを利用します。
JR岐阜駅もしくは名鉄岐阜駅から、岐阜バス「N80高富」行か、行先番号「N32」~「N86」の岐阜公園・高富方面行き及び「市内ループ左回り」に乗り、「鵜飼屋」下車徒歩約3分です。
乗車時間は約17分で片道210円です。
長良川公園から少し離れますが、駐車場がありました。
こちらも一応載せておきますね。
◇岐阜県の手力の火祭(てぢからのひまつり)とは
手力の火祭(てぢからのひまつり)は、手力雄神社で毎年4月第2土曜日 (雨天順延)に行なわれています。
現在は岐阜県の重要無形民俗文化財に指定されています。
起源については不明ですが、約300年も続く伝統行事で、火の粉が滝のように降る境内を裸の男たちに担がれた神輿が、爆竹や鐘の音とともに練り歩きます。
宮入りした後、高さが約20mもある御神灯に点灯され、滝花火にも点火され、滝のように降り注ぐ中を神輿を担いだ男たちが歩き、神輿につけられた花火に引火し火の粉が吹き上がると、祭りは最高潮に達します。
ものすごい量の火の粉が降り注ぎ、その光景には圧倒されます。
朝10時30分から神事が始まり、夜9時の花火の奉納まで行われます。
手力雄神社の場所はこちらです。
手力の火祭のようす。
◇おわりに
一度、花火大会を見に行って、落ちてきた紙が目に入り、火傷をした経験があるんですよね。
痛くて夜中に救急病院に行くほどでした。
手力の火祭も火の粉が物凄いですので、火傷には十分に気をつけながら、お祭りを樂しんで下さい。