蟻はどこにでもいる存在で見慣れていますが、家の中に入って来られると「うわっ…」って思いますよね。
生ゴミの周りにたくさんの蟻がウロウロしていたら…
しかも一度入られると、その後は何度もやってくる困った存在になってしまいます。
生ゴミに寄ってこないためには
・ニオイを外に漏らさないようにする
・水分を出さないように新聞紙などで包む
などの方法があり
そもそも蟻を家の中に侵入させないためには
・隙間や穴を見つけたら塞ぐ
・家の周りにも蟻用の殺虫剤撒く
などの方法があります。
この記事では生ゴミに蟻が寄ってこない方法や蟻を家の中に侵入させない方法、巣ごと駆除する方法についてご紹介しています。
◇生ゴミのニオイに引き寄せられて蟻はやって来る
家の中に置いてある生ゴミの袋に蟻が寄ってきていて、袋を持ち上げると下にたくさんいて大変だったことありませんか。
私の自宅でもどこからともなく蟻が家の中に入り込んでいました。
家自体が古くてというものありますが・・・
蟻には雑食性の蟻と吸蜜性の蟻がいます。
家の中に入り込んでくる蟻は主に雑食性です。
その蟻の名前は
・トビイロシワアリ
・イエヒメアリ
・オオズアリ
・ルリアリ
です。
※画像のリンクを貼っておきましたので、興味のある方はリンク先をご覧下さい。
蟻を見るとよく一列になって行進していますが、あれは前を行く蟻がフェロモンを出していて、それを辿って後から後から蟻がやってくるからなんです。
その雑食性の蟻は生ゴミから出ているニオイに引き寄せられて、先遣隊のような蟻が残したフェロモンを辿って他の蟻が家の中に侵入してくるという訳です。
そのニオイの原因となるのが腐敗により発生する腐敗臭。
水分が豊富で温度が高くなると菌がより活発になり、嫌なニオイの原因となる物資を発生させます。
ですので、蟻が入ってこないようにするには、生ゴミのニオイを発生させない、もしくは、発生したとしてもニオイを外に漏らさない、という対策が必要になりますね。
◇生ゴミからのニオイを防ぐには
生ゴミからニオイを発生させない方法としては
こうすることでニオイが外に漏れるのを防ぎます。
また、魚の内臓や骨などは冷凍庫に入れておくと腐敗もニオイも防げます。
それから、台所のシンクなどに生ゴミを置いておくのは、できるだけ短くする方が良いですね。
特に湿度の高い梅雨時期や気温の高い夏の時期は、腐敗が進むのが早くなりますので注意が必要です。
もし可能でしたら、蓋が密閉できるゴミ箱に生ゴミを入れて、そのゴミ箱ごと外に出しておくと気にならないですね。
生ゴミ以外で気をつけるのは、ペットを飼っていらっしゃるご家庭ですと、ペットが食べ残した餌です。
これらもそのままにしておかず、すくに掃除をする、ペットがもう食べないようなら捨てるなどをしておくと、蟻が寄ってくるのを防ぐことができます。
◇蟻が家の中に侵入してこないようにするには
ではそもそも、蟻が家の中に入ってこないようにするには、どのような対策をすれば良いのでしょうか。
まず、今現在入って来ている蟻については、市販されている蟻用の殺虫スプレーを使います。
・アリフマキラー300ml 【 フマキラー 】
・アリアース ジェット
などが発売されています。
新築であっても木造住宅には隙間がありますので、蟻がやって来る場所を特定してから隙間や穴などがあれば、そこをパテやコーキングをして塞ぐようにしておきます。
例えば、巾木の角や玄関、サッシの隙間などです。
次に家の外ですが基礎周りの隙間や穴など、蟻が入り込むことのできそうな部分があれば、こちらもパテやコーキングで塞ぐようにします。
家の中に入ってくるということは近くに巣があるはずですので、蟻に持ち帰ってもらい巣ごと全滅させることができる食毒剤を置いておきます。
自宅では「アリの巣コロリ」を使用していました。
以前は蟻が家の中に出てきたりしていましたが、最近ではほとんど見なくなりました。
他には「アリメツ」がよく効いたという情報もあります。
口コミを読んでみましたが、かなり評価が高かいですね。
・<アリメツ皿付き 55g <メール便送料無料> 蟻退治 アリ対策
食毒剤を蟻が巣に持ち帰っても卵には効果がありませんので、いっぺんに巣が全滅ということにはなりません。
女王アリがいなくなるまで気長に待ちましょう。
床下換気口は塞ぐことができませんので、基礎の周りをぐるりと粉状の薬剤を撒くなどしておくと
蟻が侵入しにくくなります。
・<アリアトール粉剤EX 1.2 住友化学園芸 アリアト-ルフンザイEX 1.2KG など
◇まとめ
生ゴミに蟻がたからないようにするには
・ニオイを外に漏らさないようにする
・水分を出さないように新聞紙などで包む
・生ゴミは長く出しておかない
蟻が家の中に入らないようにするには
・隙間や穴を見つけたら塞ぐ
・巾木の角や玄関、サッシの隙間が要注意
・家の外、基礎周りにも対策をする
以上が対策になります。
ご自宅の周辺で蟻を見ることが多くなりましたら、被害が及ぶ前に早め早めの対策をしましょう。