秋になると銀杏(ぎんなん)を頂いたりすることがあるかと思いますが、
殻付きの銀杏ですと、どのように処理すれば良いのか、
分からない時がありますよね。
そこで、殻付きの銀杏の処理の仕方や美味しい食べ方、
保存方法などをご紹介していきます。
銀杏(ぎんなん)の作り方
どこのご家庭にもある、とは言い切れないんですが・・・
先ずは、ペンチを使う方法です。
先の方ではなく、少し奥の片側に刃が付いている部分に、
くぼみがありますので、そこにスジの部分を上下にはさみます。
ツルッとした部分をはさみますと、潰れてしまいますので、
注意が必要です。
こちらは、どこのご家庭にも必ずあるキッチンバサミを
使って割る方法です。
手元に近い栓抜き部分を使います。
要領はペンチの場合と同じです。
あとは、電子レンジで加熱するという方法もあります。
事務用の茶封筒に10個くらいを入れて、
電子レンジ(500W)で4・50秒加熱しますと、
ポンと殻が弾ける音がします。
2回くらい音がしましたら茶封筒を取り出します。
あまり加熱しますと、実が硬くなってしまいます。
お使いの電子レンジのワット数によって、
加熱時間が変わってきますので、何度か試してみて、
ちょうど良い時間を見つけてみて下さい。
使う封筒ですが、宛名の部分がセロハンになっているものは、
使わないようにして下さい。
色々便利グッズがありますが、銀杏の殻を割る道具にもありまして、
それが「銀杏坊主」(諏訪田製作所)というものです。
銀杏を割るためだけに特化した便利グッズです。
ツメの開き具合を調整することが可能ですので、
どんな大きさの銀杏でも大丈夫というスグレモノです。
銀杏(ぎんなん)の美味しい食べ方
茶碗蒸しに入れるというのが定番ですが、
殻を割る時にご紹介しました、茶封筒に入れて電子レンジで
加熱したあとに、軽く塩を振ってそのまま頂くというのもあります。
他には、栗ご飯やグリンピースご飯と同じ要領で、
銀杏を入れて炊き込みご飯というものあります。
炊飯器にお米と一緒に入れて炊き込むだけですが、
味付けはお好みで、色々と試してみて下さい。
あとは、串焼きにしたり揚げたりしても美味しいです。
殻を取って塩茹でにしてから、小分けにして
ジップロックなどに入れて冷凍保存が可能です。
半年くらいは持つようですよ。
殻付きのまま冷凍庫に入れてしまうという方法もありますが、
解凍してから調理しますと、肝心の実がボソボソになってしまいます。
なので、解凍せずにそのまま加熱調理します。
たくさん頂いて「どうしようかな~?」と思った時は、
とりあえず殻付きのまま冷凍庫へ入れて下さい。
使い道は後から考えましょう。
まとめ
銀杏(ぎんなん)の作り方は、色々な方法がありますが、
お好みのやりかたでお試し下さい。
保存方法も、冷凍庫に入れるだけというのは、
とっても簡単で楽チンですよね。
食べ過ぎに注意しながら、秋の味覚の銀杏(ぎんなん)を樂しんで下さい。