6月頃になると「あじさい」の花があちこちで咲き始めますが、観光地でもある鎌倉にはあじさいで有名な場所がたくさんあります。
あじさいを目当てにたくさんの観光客がこの時期、鎌倉を訪れます。
そこで、鎌倉であじさいを見て回るおすすめのコースや、ランチするお店、外せない観光名所などについてご紹介します。
◇鎌倉のあじさいを見て回るるおすすめコースは?
東京に近いJR横須賀線・北鎌倉駅周辺のおすすめコースをご紹介します。
当日の混雑具合にもよりますが、2~3時間くらいのコースです。
間にランチをしたりすると、もう少しかかると思います。
それでは、訪れる順番にご紹介していきます。
1.円覚寺
北条時宗が創建しました臨済宗円覚寺派の総本山です。
拝観料は300円です。
拝観時間は、[3月~11月]午前8:00~午後4:30
[12月~2月]午前8:00~午後4:00
境内とあじさい咲いているようすです。
JR横須賀線・北鎌倉駅から円覚寺まで
2.東慶寺
円覚寺からは徒歩3分程度です。
臨済宗円覚寺派に属する寺院で、格式の高い尼寺として有名。
縁切り寺として女性を助けてきました。
拝観料は、大人200円で小中学生100円です。
拝観時間は、[3月~10月]午前8:30~午後5:00
[11月~2月]午前8:30~午後4:00
境内とあじさいが咲いているようすです。
3.浄智寺
東慶寺からは徒歩5分程度です。
臨済宗円覚寺派に属する寺院。
室町時代作の県の重要文化財である木造の阿弥陀、釈迦、弥勒菩薩の三体の仏像が安置されています。
拝観料は200円です。
拝観時間は、午前9:00~午後4:30です。
4.明月院
浄智寺からは徒歩8分程度です。
臨済宗建長寺派に属する寺院。あじさい寺とも言われています。
境内に北条時頼の墓所と時頼廟があります。
拝観料は300円です。
拝観時間は午前9:00~午後4:00です。
5.海蔵寺
明月院からは徒歩25分程度とちょっと距離があります。
臨済宗建長寺派に属する寺院。
鎌倉時代の井戸である十六井戸があり、現在もコンコンと水が湧き出ています。
拝観料(十六井戸)は100円です。
拝観時間は午前9:30~午後4:00です。
6.淨光明寺
海蔵寺からは徒歩10分程度です。
真言宗の寺院。北条長時が建長三年(1251年)に創建。
阿弥陀三尊像は鎌倉時代後期の作で、重要文化財にも指定されています。
仏殿は阿弥陀堂と呼ばれ、県の文化財に指定されています。
拝観料(阿弥陀堂)は200円です。
拝観時間は、木・土・日・祝の午前10:00~午後0:00
午後1時~午後4:00です。
ただし、8月は拝観休止となっています。
この後は小町通りを進みJR横須賀線・鎌倉駅へ。
鎌倉での滞在時間に応じて、訪れる場所を変えるのもありです。
◇鎌倉であじさいを見てランチするなら?
あじさいを見るおすすめコース近くにある、おすすめのランチもご紹介します。
・鉢の木cafe(旧鉢の木 本店)
建長寺の近くにある和食と喫茶のお店です。
・鎌倉五山 本店
建長寺が発祥とされる「けんちん汁」が食べられるお店です。
・去来庵
ビーフシチュー専門店です。デザートにはチーズケーキも。
・タケル クインディチ
東慶寺門前にあるイタリア料理店です。
歩き疲れたらちょっと寄りたいカフェ
・cafe vivement dimanche(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ)
1994年4月から営業している老舗のカフェです。
・おいもカフェ 金糸雀(かなりあ)
おいもスイーツなどが楽しめるカフェで、
メディアなどにも多く取り上げられています。
・ミンカ
ドラマの撮影にも使われたことのある古民家カフェです。
ランチ営業もしています。
◇鎌倉で他に観光しておく名所は?
鎌倉を訪れたら外せない観光名所もご紹介しておきます。
・鎌倉大仏
ここは外せない観光名所ですね。
この鎌倉大仏は国宝に指定されているんですが、意外にも、鎌倉にある仏像で国宝に指定されているのは鎌倉大仏だけなんです。
実は大仏様の中を見ること(胎内拝観)ができるんです。
拝観料(中学生以上200円、小学生は150円)とは別に胎内拝観料(1名当たり20円)が必要になります。
源頼朝ゆかりの神社で境内は国の史跡に指定されています。
境内に湧く泉の水でお金を洗うと何倍にも増えると言われていることから、人気の観光地になっています。
お守りの「御宝銭」「おたから小判」をお財布に入れておくと、お金に困ることがないと言われていますので、是非手に入れておきたいですね。
◇おわりに
今回ご紹介した以外にもあじさいで有名な場所が鎌倉にはありますので、何度もあじさいが楽しめますね。