結婚式を挙げないのは非常識と捉えられてしまうのか?
という部分で結婚式をするかしないかで悩む人も多いと思います。
例えば・・・
・結婚式にもメリットがある(親族顔合わせが一度で済む)
・親への感謝の形やけじめとして結婚式がある
・特別な事情がないなら結婚式は挙げた方が良いと思う
という理由で。
とは言え、事情はそれぞれですので、どれが正解ということもありません。
この記事では「結婚式を挙げないのは非常識なの?」について、賛否それぞれの意見を集めましたので式を挙げるかどうかについて決断する時の参考にしてみて下さい。
■結婚式を挙げないのは非常識だと思う
まずは、結婚式を挙げないのは非常識ではないかと考えている方たちの意見からご紹介します。
・親にとっては子供からの卒業式で、新郎新婦にとっては永遠の愛を誓う儀式である
・親への感謝の形やけじめとして結婚式があるのに挙げないのは非常識
・結婚式を挙げるのにもメリットがある(親族顔合わせが一度で済む)
・結婚はお互いの家も関係してくることから、親族への挨拶も兼ねている部分もある
・一生に一回の結婚式なので親御さんも楽しみにしているはず
親御さんのことを考えると結婚式を挙げておくものでは?という意見が多いかったですね。
確かに私も同僚の結婚式に出席した時に同じことを考えました。
その同僚は結婚式の最後に「親への感謝の手紙」というのを読み上げていたんですが、そこでは自分が親に対して長年思っていたことを伝えていました。
ここまで育ててくれたことへの感謝・辛かった時に支えてくれたエピソード、これからは生活が変わるけど、変わらず大好きだということ。
普段は恥ずかしくて伝えられなかった言葉を結婚式という機会を得て伝えることができていました。
それを聞いて同僚のご両親も、「娘は普段はサバサバしているから、そんな風に思ってくれていたなんて…」と涙を浮かべていました。
こういったシーンを見たものですから、やはり伝えたいことがあるという場合は結婚式というものがあってもいいなと感じました。
こう考えると、「けじめ」と捉える方が一定数いるのも納得ですよね。
だからと言って、以下の「非常識とは思わない」という方の意見を聞くと、それはそれで納得できるものがあります。
■結婚式を挙げなくても非常識とは思わない
一方、結婚式を挙げなくても非常識だとは思わないと考えている方たちの意見をご紹介します。
・価値観については人それぞれ
・どちらの親も賛成してくれれば可能では
・昔の常識は今の常識ではないと思う
・あなたが幸せでいつも笑顔でいて健康でいてくれたら、それが親孝行になる
・主役はお二人なので、周りに何を言われようが、ご自分たちで満足できる想い出を残せれば良いのでは
昭和時代の常識や価値観なのでは?という意見や結婚するのはお二人ですし、お互いの親御さんが賛成してくれれば、別に結婚式を挙げなくても良いのでは、という意見もありますね。
■結婚式を挙げないことについて思うこと
結婚式を挙げないですますことが非常識かどうかですが、個人的には特に挙げなくても非常識だとは思いません。
親戚や友人などへのお披露目の場としての役割もありますが、これから始まる結婚生活でかかるお金のことをを考えると、結婚式や披露宴で使う予算をそちらに充てる方が良いのかなと思います。
周りを見ていますと、結婚してからの方が色々と出費が増えますので。
ただ、結婚式を挙げないのは非常識であるという意見も否定するつもりはありません。
確かに一生でそう何度もするものではありませんので、結婚式を挙げておけば良かった…となるかも知れませんし。
個人的には結婚式を挙げなくても良いと思いますが、住んでいる地域や親御さんの考え方、自分とお相手の方の考えなどを踏まえて、どうするのかを事前によく相談するということが必要になるとは思います。
■結婚式を挙げないときにしておくと良いこと
価値観はそれぞれですので、結婚式を挙げないと決めたときに、しておけば良いこと(良かったと思ったこと)を参考までに挙げておきます。
・結婚の記念に写真
・フォトウェディング
・二人だけで結婚式の写真を残しておく
結婚をした記念に写真を残して置くと人生の節目でもありますし、後になって良い思い出になると思います。
写真でしたら、人前に出るのが恥ずかしい方や妊娠中の方、また、再婚なので…という方にも記念になります。
フォトウェディングを提供している会社や写真家が個人的に受け付けていることもありますので、お二人の要望に応えてくれそうなところを選んで写真撮影をお願いしてみてはいかがでしょうか。
また、結婚式を挙げないことに決めたとしても、お互いの親と兄弟姉妹とは顔合わせは必要かなと思います。
身近で接する機会も多いですからね。
遠くに住んでいる親戚や滅多に会わない親戚で交流のある場合は「私たち結婚しました」という報告のハガキを出しておいて、ほとんど会う機会のない親戚には会った時に「実は結婚しまして」と報告すれば良いかなと。
友人や知人については、普段からLINEやフェイスブックなどのSNSでつながっていることが多いと思いますので、撮影してもらった画像つきでメッセージを一斉送信するか、特定の友人限定のみに投稿しておくと楽ですね。
■まとめ
結婚式を挙げないことについて賛否の意見や集めてみましたが、どちらにするにしても、当事者のお二人でよく話し合ってから決めるようにすると後々揉めることが少ないと思います。
今は挙げなくても、将来的に気持ちが変わったり環境が変わったりすることがあるかも知れません。
その時になってから結婚式を挙げても良いですしね。
いずれにしろ、お二人の気持ちが最優先だと思いますので、後悔のないように決断をして下さい。