冬至と言えば柚子湯(ゆず湯)ですが、どのように入っていますか?
今回は、柚子湯(ゆず湯)の入り方やその由来についてご紹介します。
柚子湯(ゆず湯)の入り方
柚子はだいたい2・3個くらい入れます。
そのままですと、お肌への刺激が強い場合もありますので、ガーゼ素材の袋か、日本手ぬぐいを縫い合わせたものに入れて、湯船に浮かべます。
あとは、ダイソーとかキャンドゥなどで売っている、洗濯用のネットに入れるのもアリです。
小さくても同じ値段なので、ちょっと損した気分にはなりますが… ^^;
中に入れる柚子は、軽く洗ってからそのままでも構いませんし、半分に切るなどして料理で使ってから、種を取り除いた状態で、袋に入れても構わないと思います。
柚子の入っている袋をもみますと香りが立って、リラックス効果も期待できますが、お肌の弱い方は、あまりもみ過ぎないようにして下さい。
柚子湯(ゆず湯)の由来
では、なぜ冬至に柚子湯(ゆず湯)に入るのでしょう?
冬至は読み方の「とうじ」と、温泉に浸かって病気を治す「湯治」にかけていて、冬至に湯治するということみたいです。
それで、柚子が使われてるのは、この時期の旬の果物というのもありますが、こちらも、柚子と「融通(ゆうずう)が利くように」という願いが、語呂合わせになっているとも言われています。
冬至とは
二十四節気のひとつで、1年のうちで昼が最も短く、夜が最も長い日です。
日本のある北半球では、南中高度(太陽が真南に来た時の角度)が、最も低い日です。
この日以降、昼の時間が段々と長くなって行きます。
二十四節気とは、1太陽年を24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したものです。
春分の日や秋分の日などは馴染みがありますよね。
まとめ
柚子の精油成分には、新陳代謝をアップさせたり、血行を促進させる効果があるようですので、冷え性の方には最適ですね。
それから、女性には嬉しい美肌成分(ビタミンC)も含まれています。
冬至には柚子をお湯に浮かべて、その香りを楽しみながら、ゆっくり湯船に浸かって、寒~い冬を乗り切って下さい。